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![]() ワードを上書き保存できないときは こんにちは。キーウィです。 翻訳作業で過去最大の危機は、ワードファイルに作成した訳文を上書き保存できなくなったことです。OSはWindows7、ワードはOffice 2010を使っています。作業を終えてファイルを保存したはずが、翌日見たら前日に作成した分が途中から保存されておらず、5時間分が消えていました。 ![]() その時は終了する際に表示される 「このファイルに対する変更を保存しますか」 のところでうっかり 「保存しない」 を押してしまったんだろうと考え、泣く泣く記憶を頼りに消えた分を復活させました。 そのためその後はしっかり確認しながら、作業途中でもしつこく上書きしていたのですが、その数日後、ふと気づくとワード画面左上の 「戻る(undo)ボタン」 が使えなくなっていて、それと同時に、頻繁に上書きしているはずなのに更新日時が数時間前で止まっていました。 もしこの状態でそのままファイルを閉じてしまえば、前回のように数時間分上書きできない現象が起きていたでしょう。インターネットで調べたところ、「ふんだんに図を使った150ページほどあるドキュメントを修正していると必ず 「戻るボタン」 が使えなくなる」 という悩みを書いている人がいました。 これは今回の事件と似ています。私も翻訳作業中に参照しようと、400ページを超える原文のpdfファイルを画面上に開いていました。図版がたくさん掲載されているという点も同じです。 おそらくは、大きなファイルが作業容量を食ってしまうために、一時的な記憶ができなくなって、前の画面に戻れなくなるのでしょう。私の場合はさらに症状が重くて、ファイルの上書きもできなくなったのだと思われます。上書きするには新たに記載した分をそれまで記憶しておく必要があるからです。 ![]() 以上のことから、試しに原文の巨大なpdfファイルを分割して80ページほど抜き出して開いてみました。すると、上書きはできるようになりましたが、 「戻るボタン」 が時々使えなくなるという症状が残りました。 そのため今度は思い切ってpdfファイルを50ページ単位でばらばらにして、必要な部分だけ開くようにしたところ、ようやく一連のトラブルがすべて解消しました。 pdfファイルの分解、結合には Smallpdf というオンラインツールを使っています。無料版だと1時間に使える回数に限りがあるものの、さまざまな機能を自由に使えます。 |
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