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本を書く医師 Top誤字脱字は人間の証し
                

誤字脱字は人間の証し


こんにちは。キーウィです。

 公共施設や大型商店、ホテルなどが、来日する外国人のために各国語の表示を出すようになる中で、その表記が間違いだらけだという批判が起きています。

 英語表記を見る限り、確かに直訳調だったり逐語訳だったりすることはありますが、常識的に内容を推測できるレベルのものが多いように感じます。

 逆に、ヨーロッパ諸国に行ったときは、見よう見まね風の手書きの日本語案内をよく見かけました。また、台湾では、思わず写真を撮りたくなるような楽しい日本語表現のオンパレードでした。でも、それを見て、怒ったり、馬鹿にしたりする人なんていないでしょう。完璧でなくたって、あるとないでは大違いですから。
           
 そう、人間は完璧ではないし、間違えるものです。だから、誤字脱字を徹底的に排除するのは、そもそも非人間的な行為です。しかし、仕事として翻訳するとなるとそうはいきません。私も初期のころは冷や汗を流しながら、目を皿のようにして最終点検を行っていました。でも、このやり方は効率が悪いのです。

 特に見落としがちなのが、英語で言えば機能語に当たる部分です。「~となったしまった」 「問題でである」 などなど。客観的に原稿を見ることさえできれば、大部分見つけられるはずの間違いです。

 そのための方法のうち、一般的なものがこれです。

 1. ワードなどの文章校正ツールを使う。これは100%見つけてくれるわけではありません。例えば上に挙げた 「~となったしまった」 は検出してくれません。

 2. 印刷する。PC画面だと見落としやすいと言われています。現在は赤いベールペンを片手に、必ずこれを行っています。

 3. 一日か二日たってから見直す。日数に余裕がなければできませんが有効です。書いてすぐだと頭の中の文章を憶えているため、誤字脱字があっても自動的に脳内補正をかけながら読んでしまうからです。
    
 4. 音読する。耳から聞くことで客観的に確認できるということでしょう。私はしたことがありません。昨今は無料でダウンロードできる読み上げソフトもあるようです。

 出版翻訳では、一人で原稿を完璧に修正して仕上げるのは不可能という前提に立ち、主として上記の2と4を複数の担当者が順におこなって、間違いをしらみつぶしに探すそうです。