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本を書く医師 Top春の肌荒れを防ぐには




春の肌荒れを防ぐには


 美しい季節になりました。でも花粉症だけでも辛いのに、肌荒れまで気になって憂鬱になっていませんか。春が訪れると顔のかゆみや赤みを訴える患者さんが急増します。

 ある調査によると、花粉症の女性500人のうち約8割が春先に肌トラブルを経験しており、症状は多い順にかゆみ、乾燥、赤みだとのことでした。

 「三寒四温」というように、この時期は寒気と暖気が交互にやってきます。冬のあいだ乾燥気味になっていた肌は湿度や温度の急激な変化についていけず、外部からの刺激や有害物質から肌を守るためのバリア機能が低下しています。
          
 ここに花粉が付着するとアレルギー反応に伴う炎症が起き、よけい刺激に弱くなって症状が長引きます。水分を保持する機能も低下するので肌が乾燥して粉をふいたようにガサガサになる人も。

 これが花粉による肌荒れの正体で、顔だけでなく手首や足首にまで症状が出ることもあります。

 最近は花粉の他に中国からの黄砂や粒子状物質PM2.5の飛来量も増えており、肌には大変なストレスがかかっています。バリア機能が低下すると、それまで問題なく使ってきた化粧品やシャンプー、コンディショナーにかぶれることもあり、肌の悩みはつきません。

 日常生活での予防は花粉や有害な埃が肌に触れないようにすることです。マスクをして、肌の露出が少ないハイネックや長袖の服装を心がけてください。

 肌荒れに気づいたら、基本その 1は保湿です。刺激の少ない化粧水でしっかり保湿して肌のバリア機能を高めましょう。化粧水がしみるのは炎症がかなり進行している証拠なので、皮膚科で相談してください。肌に合う保湿剤を推薦してもらえます。

 基本その 2は洗顔です。洗顔料やクレンジングはバリア機能を破壊するので、朝晩使用すると肌の修復が間に合わず、荒れる一方になります。使うのは1日1回にして、朝はぬるま湯ですすぐだけにしてください。
      
 皮脂やテカリが気になる人がいるかもしれませんが、皮脂の分泌過剰はたいていホルモンのアンバランスが原因です。取り除いても取り除いただけ分泌されますので、無理に洗う必要はありません。皮脂対策は下の関連コラムをご覧ください。

 敏感肌用と明記された基礎化粧品や化粧品、さらには天然由来の成分であっても肌に優しいとは限りません。刺激の強い植物はいくらでもありますし、小麦由来の成分を含む石鹸で小麦アレルギーを発症する人が続出した事件もありました。

 宣伝や口コミだけで商品を選ぶのではなく、必ず狭い範囲につけて試してから購入してください。使っているうちに肌が慣れるなんてことはないので、不安を感じたらすぐに使用を中止してください。




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       医師兼著者、医学翻訳者によるオリジナル記事を掲載しています。
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