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本を書く医師 Top医学翻訳者、犬の手放し方を相談される
                

医学翻訳者、犬の手放し方を相談される


こんにちは。キーウィです。

 以前書いた記事、「犬アレルギーを甘くみないでください」 に関連して、少し気が滅入るようなことがありました。犬アレルギーは症状が強いことが多いので、アレルギー体質の人や、そういう家族がいる場合は、犬を飼うのは慎重に考えてからにしましょうという内容です。

 実際に、軽い気持ちで飼い始めてから重いアレルギーが起きて、泣く泣く犬を手放さなければならなくなる例もあるからです。私としては、そんな不幸な状況が起きる前にしっかり考えてほしい、という思いで書いたのですが、記事を掲載してから、予想もしない問い合わせが続きました。
             
 なんと、「記事を読んで後悔してます。犬はどこで引き取ってくれるでしょうか」 という相談なのです。もちろん、こういう人の大部分は、追い詰められて苦しんだ挙句に必死の思いで連絡してきたのでしょう。でも中には気楽に考えているとしか思えない人もいました。

 少なからぬショックを受けましたが、その後インターネットで検索して、ある動物愛護団体が犬や猫の里親を紹介する活動をしていることがわかりました。現在は問題のコラムの最後の部分で、その団体を紹介しています。

 それ以来、犬の相談はありませんが、これでは解決になっていません。この問題は相当広がっていると考えられます。今は、飼い主と別れ (させられ) る犬たちが本当の幸せに巡り合えることを祈るばかりです。